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絞りは、レンズ内の絞り羽を広げたり狭めたりすることで、光量を調整しています。それと同時に重要なのは、絞りを変化させることで被写界深度(ピントの合う深さ)も変化するということです。この性質を利用すれば、作品作りに幅ができますので、ぜひマスターしてください。ちなみに絞りの値はF11のように「F〜」で表します。
では絞りが変化することで、被写界深度がどのように変化するかを写真で見比べてみましょう。ピントは赤丸印の花に合わせています。バックのボケ具合とともにシャッタースピードにも注意しながら見て下さい。
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| ● 絞りF2.8、シャッタースピード1/2000秒。バックは大きくボケています。 |
● 絞りF5.6、シャッタースピード1/500秒。F2.8の時と比べるとボケ具合が小さくなり、バックが少しハッキリとしてきました。 |
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| ● 絞りF11、シャッタースピード1/125秒。ボケ具合はさらに小さくなり、バックがかなりハッキリしてきました。 |
● 絞りF22、シャッタースピード1/30秒。バックのボケ具合はわずかになり、バックの花の輪郭もかなりハッキリしています。それにともない、シャッタースピードがかなり遅くなっています。 |
● 絞りを変えれば写真も変わる! 上の写真からもお解かり頂けますように、絞りを開けば(絞り値を小さくする)被写界深度は浅くなり、逆に絞りを絞れば(絞り値を大きくする)被写界深度が深くなります。この性質を利用して絞り優先モードを自由に使いこなせると、背景をぼかしたい時には絞りを開き、被写界深度を深くしたい時は絞りを絞れば自分のイメージに近い写真が撮れるようになり、写真の幅が一段と増えます。ただし、絞りを絞る場合は、シャッタースピードが遅くなりますので、手ブレには注意が必要です。それと、絞りの絞り込みすぎには注意して下さい。回折現象が起こる原因となります。
さらに、レンズの焦点距離が同じならば、同じ絞り値でも被写体に近づくほど被写界深度は浅くなり、逆に被写体から離れるほど被写界深度は深くなります。また、同じ絞り値でも焦点距離が短くなるほど(広角側になるほど)被写界深度は深くなり、焦点距離が長くなるほど(望遠側になるほど)被写界深度は浅くなります。ちなみに、ピントの合う範囲は約1:2の割合で、手前側が浅く、奥のほうが深くなります。
・2008年5月10日加筆
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